秋冬向けのサバゲー装備としてTMC製のPCU LEVEL5レプリカを購入しました。
ネット上のレビューを見る限りあまり良い評価がありませんが、実際はどうなのでしょうか。
購入しましたので紹介したいと思います。
ざっくり概要
PCUとは「Protective Combat Uniform」の略だそうで、
LEVEL5のソフトシェルジャケットとパンツはORC Industriesが製造しています。
右側の図を見る限り、晴れていても雨や雪が降ってもだいたい寒い時には着るもののようです。
ORC製の実物は現在、ジャケットは約2万円ほどで販売されているのを見かけました。
Nextec社が開発したEPICという撥水性のある生地を使用いるらしく、どうやらこの生地は若干ハリがあるようですね。
EPICという生地に関して日本語で詳しく書かれているサイトはこちら
機能素材&天然石 エピック / EPIC
実物 PCU LEVEL5 ジャケットにホースで水をジャバジャバかける様子。
TMC PCU LEVEL5 レプリカ ジャケット&パンツ
では本題のレプリカを見てい行きたいと思います。
TMC製は上下セットでこの記事を書いている現在では7,000円台から購入が可能です。
その他、レプリカではS&Graf製のジャケットなどもあるようで、価格は高くなりますが品質には定評があるようです。
過去にはUFC製レプリカ、東京キャロル製レプリカもあったようですが、現在は販売していない様子です。
実物を見たことがないので比較ができませんが、色は若干茶色が強いように見えます。
生地はナイロンですがソフトシェルのようなハリは無く、全体的に柔らかめで少しクタッとしています。
また、キメが粗めですので、風や水を通しそうな印象です。
実際に今日(11月1日)の気温17度ほどでポケットに手を入れても風が入ってきて少し寒さを感じました。
裏側
ポケットがメッシュになっています。
ジャケットの内側の裾にドローコードがあります。
ジャケット
襟はフードが仕舞われています。
フードは大きさを調整可能です。
ラグランスリーブのため、肩幅を気にせず着られます。
ヒジは生地が二重になっています。
ハトメが特徴的な腕のポケット。
プレートキャリアを着たときに見えるので、ひと目でPCUだと分かりますよね。
また、ジッパーは止水ジッパー風の見た目で動かすとちょっと抵抗があるのですが、防水機能はないようです。
ジッパーは無銘のもので、部位によって若干形状が異なります。
ヒモが取り付けられているので、手袋をした状態でも開閉がしやすいです。
造りは少々粗いところもありますが、コスパを考えれば納得できると思います。
パンツ
側面のウエストと裾に大型のジッパーがあります。
トイレに行くときは重宝しそうです。
ポケットにもハトメがあります。
フラップの固定は小さなマジックテープが2個だけです。
ヒザにはダーツが入っていて若干立体的です。
足首の内側はよく足がこすれる場所ですが、厚手のナイロンになっていて特徴的です。
裾はマジックテープで絞ることができます。
ウエストはゴムがかなり伸縮するので僕のような細い人(ウエスト80センチ)でもベルト無しでも着用可能です。
スナップボタンには他の装備でもおなじみのTMCロゴ入り。
ここはサスペンダーとかを使うところでしょうか?
側面もマジックテープで調整ができます。
ORC製を模したタグのようです。
試着
試しに下に肌着だけで着てみるとかなりゆとりがありますが、この下にフリースなどの防寒着を着るので問題ない程度だと思います。
素材が柔らかいので動きやすいです。
森の中で撮影した下の写真は厚手のフリースジャケットとカーゴパンツを着た上からTMCのPCU LEVEL5 ジャケット&パンツを着たものです。
Mサイズでちょうどよい大きさだと思います。
また、この状態でも意外と動きやすのには驚きました。
アウターとしては防寒性はほとんどありませんが、サバゲーなど運動をすることが前提ならばこれは逆に熱がこもらなくて良いのかもしれませんね。
厳冬期は内側や外側に防寒を考える必要がありそうです。
購入して思ったのが意外と用途が広いということ。
ミリフォトでは、上下セットで着るのはもちろんですが、上だけ着たり、下だけ履いたりすることもあるようで使い勝手が良さそうです。
また、使っている特殊部隊が多いのでMARSOCはもちろんですが、装備次第でSEALsや空軍など(他にもあると思うんですが、僕にはわかりません)、同じアイテムで様々なコーディネートに使い回しができるのは嬉しいです。
ちょっとした防寒用途や、これ1着あれば下に何を着てもそれっぽく見えるので戦闘服の予備にすることもできるし、予備があれば仲間に貸すこともできます。何よりコスパがいいですよね。
これは実物も欲しくなってしまいそうです。
撥水性
撥水性なんて全く無いだろうと思っていたのですが、試してみないと解りません。
水をかけてみました。
意外とはじいて、生地の上をコロコロと水が動きます。
指で伸ばすと染み込み始めますが、染みるスピードはそれほど早くありません。
下に敷いたティッシュが濡れています。
撥水スプレーをしっかりかけてあげれば、雨が降りそうなときのサバゲーやちょっとした雨具としても活用ができそうですね。
雨上がり翌日のサバゲーなどでは防汚にもなりますし。
ただ、ゴアテックスのような縫い目の裏側にテープが貼られている訳ではないので、生地を撥水したとしても、縫い目から雨がしみそうですので、いずれにしても簡易的なものとなりそうですが、気兼ねなく使えるのがいいですね。
追記
撥水スプレーをかけてリベンジしてみました
ロックタイト 超強力防水スプレー (撥水スプレー)でレプリカをリアル寄りに
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