エアガンのカスタムはもちろんですが、装備品をカスタムしたりしますよね。
では、みなさんはアイウェアのカスタムはしますか?
今回はサングラスをカスタムして使いやすくしたいと思います。
使用するのは以前に購入したオークリーの”GASCAN SMALL”です。
このマイナーモデルを購入に至った経緯はこちらで紹介しています。
参照
OAKLEY ガスカンの頭が小さい人向けモデル”GASCAN S”
では、さっそくカスタムした内容を紹介していきたいと思います。
簡易鼻盛り:セルシールU
セルシールUは僕がいつも参考にさせていただいている愉快全快エアガン日記の全快娘さんが紹介している製品です。
シールのように鼻あて部分に取り付ける貼り付けるシリコンパッドです。
正直、自分がどのくらい鼻が低いのか判らないため適当にMサイズを購入してみました。
ちょうどよい高さでした。
この手の製品は他にもあり、アマゾンのレビューでは剥がれやすい点が指摘されています。
とてもやわらかい素材でゴミが付着しやすいこともあってか拭き取ったりするのも剥がれやすくなる原因かもしれませんね。
いままで鼻が低くてアイウェアの位置が下がり気味でしたが、若干上に上がり、滑り止め効果のあるパッドでずれにくくなりました。
またフレームが頬に当たっていたのですがこのようなことも無くなりました。
パッドは内側からでは目立ちますが、外からは見えにくい位置にあります。
専門店で鼻盛りをしたときの工賃がいくらになるかは解りませんが1,000円未満で不満が解消されると思えば試す価値はありますよね。
最近ではセルシールU以外にも黒いものも多くありますので選びやすくなりました。
レンズ交換:REVANT OPTICSの偏光レンズ
僕のGASCAN Sのレンズカラーは「ブロンズ」です。
外から見ると一見黒く見えますが、中から見るとかなり茶色いです。
また、レンズのトーンも暗めですので、市街地ならよいのでしょうが、森林や室内でのサバゲなどローライトコンディションには不向きです。
僕自身も暗い色のレンズに慣れていないということもあり、ブロンズ色のサングラスをかけているときは見ているものがはっきりせず、認識に時間がかかる印象があります。
どうにかしたいと思っていた矢先、REVANT OPTICSによるOAKLEYのレンズ販売を発見。
販売しているモデルはオークリーのほか、レイバン、Wily-X、スミスオプティクスなど多岐にわたります。
なんと、不人気モデルのGASCAN Sもあるではないですか!
日本のアマゾンでも販売されています。(※投稿時)
今回はアマゾンから購入しました。
GASCAN用を買う場合はスモールとレギュラーサイズがあるので確認してから購入しましょう。
上記は現在手に入らないようです。
メーカーが異なりますがスモール用として以下のページもヒットしました。
スモークグレーは偏光レンズで最も明るい黒色のレンズです。
なぜかこれだけセールで偏光レンズではないクリアよりも安かったのでこの色を選びました。
それぞれのレンズのスペックや感想は以下のとおりです
Revant交換レンズ Oakley Gascan Small 偏光 スモークグレー
- スモークグレー
- 100%偏光Polarium®レンズは、眩しさを低減し、コントラストを高め、100%UVカットを提供する
- Revant Repel ™ナノコーティングは、 – 水やほこりをはじく
- 22%の可視光線透過率 – クールニュートラルの色合い
- 耐衝撃性(ANSI Z80.3及びEN 1836:2005の規格をクリア)
トーンが明るくなり、見やすくなりました。
ブロンズよりもコントラストが感じられ、像を認識しやすいです。
カメラで撮影した以上に実際のぞくと見やすさを感じられます。
偏光機能はまだちゃんとチェックしていません。
テレビの液晶は問題ありませが、グラスをかけた状態でiPhoneは虹色に、Macは角度で暗く見えます。
これは偏光レンズ特有の症状のようです。
今度は水辺などで乱反射を見てみたいです。
Revant交換レンズ Oakley Gascan Small クリスタルクリア
- クリスタルクリア
- Revant独占非偏光ポリカーボネートレンズは、高度な透明感と100%UVカットを提供
- Revant Repel ™ナノコーティングは、 – 水やほこりをはじく
- 99%の可視光線透過率 – クリアな色合い
- 耐衝撃性(ANSI Z80.3及びEN 1836:2005の規格をクリア)
文字通り、透明のレンズです。
用途としてはインドア戦や薄暗い森の中や夕方などでも視認しやすいようにと思って購入しました。
僕の中ではクリアレンズはやはり外せないため、用途に応じて交換できるのはとても心強いです。
レンズ交換は簡単
動画を見ていただくと判りますが、数秒でレンズが取り外せます。
レンズの精度の問題からか、Revantのレンズよりも純正の方がすんなり着脱ができました。
ちなみに、GASCANの交換レンズを検討される方は、「GASCAN」と「GASCAN SMALL」の違いにご注意ください。
レンズの大きさが異なります。見分け方は以下のとおりです。
ANSI
REVANT OPTICSのレンズの商品説明文に書かれている「ANSI Z80.3」はサングラスの光や強度に関する規格です。
米国国家規格協会(American National Standards Institute、アンシ、アンジ、アンシー)、日本の日本工業規格 (JIS) のようなものに相当するようです。
ちなみにTMC製 HLY タクティカル シューティンググラス が同じ水準ですので耐衝撃性も同じ程度かと思います。
(※ANSI Z80.3の耐衝撃性に関しては詳しいスペックが見つけられませんでした)
オークリー、Wily-Xなどの純正レンズは「ANSI Z87.1」で、耐衝撃性を含めた安全性を証明する規格でもっとも厳しいものとなります。
REVANTの交換レンズではELITE HC3レンズがANSI Z87.1の高い耐衝撃性を持っています。(※GASCAN SMALLには対応モデル無し)
「ANSI Z87.1」に関してはESSのサイト内の案内が詳しいです
ESS JAPAN 光学技術
職業人の目保護のため広範囲な保護と下記を含む能力特長をカバーする包括的なアメリカ合衆国基準:
・大量そして高速の衝撃
・光学的品質及び光線伝達
・引火性、清潔性、換気性の機能的な査定試験所の媒介変数及び結果:
・鋼鉄球 .25ミリ口径 15.8グレーン(ゴーグル):速度250フィート/秒(76メートル/秒)
・鋼鉄球 .25ミリ口径 15.8グレーン(サングラス):速度150フィート/秒(45メートル/秒)
合否テストの結果、ESS製品はANSI Z87.1+の衝撃基準を遥かに超えています。
今回入手したレンズは強度面では劣っているという認識を持って取り扱った方が良さそうです。
納期に注意
注意したいのは納期です。
発送まで何日・いつごろ届くといった表示がありません。
さらに購入後に解ったのですが、日本のアマゾンの倉庫に在庫があるとか、日本の販売者から直送といったものではなく、海外からの直送です。
これにより、到着日がかなり遅く、注文履歴に表示されていた当初の予定では6月6日配達予定でした。
5月22日注文
5月23日発送
6月4日到着
アメリカのロサンジェルスから送料580円
発送方法は注文画面ではAsendiaとあり。伝票番号の表示はあるが、追跡なし?
伝票には「USPS International Priority Airmail」とありました。
到着までの所要日数は約13日となりました。
国内からの発送だと勝手に思い込んでいたので到着までとても長く感じました。
曇り止め:リペレント
今回使用したのは株式会社パールというメーカーが製造するメガネ専用スプレータイプの曇り止めです。
施工方法は2段階です
1.レンズに直接スプレーし、クロスなどで伸ばす
2.数分程度で乾くので、すりこむように拭き取る
これで幾分かは曇りにくくなりました。
取り扱いに注意
注意点としては、リペレントは水中メガネに使用できません。
以前、注意書きを読まずに水中メガネに使用したことがありますが、メガネ内部に入ってきた水にリペレントが溶けたようで痛いくらい目に染みた経験があります。
このような性質からか、水中メガネだけでなくコンタクトはもちろん、ゴーグルにも使用禁止とあります。
(僕はサバゲ用のゴーグルには使ったりもしますが…)
使用感としてはリペレント塗布後は、水蒸気で曇ることがなくなりますが、水蒸気そのものはレンズ表面に付着します。
換気ができないとレンズ表面に結露のように水の膜ができる感じで、ゆっくりと視界がぼやけます。
(おそらくゴーグルに使用できないという表示がされているのは換気ができない点からかと思います)
ちょっと扱いに難がありますが、サングラス・シューティンググラスには電動ファンを取り付ける訳にはいきませんので、レンズ曇りに悩んでいる方は一度検討されてもいいかもしれませんね。
同じものはもう売っていないのか見つけられませんでした。定評のあるSWANSを検討してみてはいかがでしょうか。
ゴーグルもこだわると愛着がわきますよね。
サバゲで使うのが楽しみです。
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