東京マルイから待望のM40A5が発売しましたので購入しました。
新型のボルトアクションライフルの登場は嬉しいですね。
M40A5開封
フローティング状態のバレルが傷つかないようにビニールのシートがかけられているのは東京マルイらしいと思います。
スチールパーツ
「チークピースアジャストスクリュー」「バイポッドスタッド」「フラッシュマウントベース」、マガジンのアウターケースはスチール製です。
ボルトのストローク
ボルトは68mmのショートストロークで素早いコッキングを謳っています。
ボルトハンドルロック機構
ボルトハンドルの根元には突起がありコッキング中にハンドルが下がらないための「ボルトハンドルロック機構」があります。
ハンドルが頂点まで上がらないとロックがかかりません。
ハンドルの角度が低いままコッキングするとセーフティを動かしてしまう可能性があります。
コッキングインジケーター
コッキングインジケーターはボルトを引ききらなくても動作します。
スリングスタッドにVSR-10で使っていた実物のハリスバイポッド(BRM)を取り付けてみました。
本来ならば首振りができるBRM-Sのほうがしっくりきますね。
VFCからはポッドロックを模した首振りロックレバーがついたレプリカも販売されています。
その他のメーカーから販売されているタイプ。ロックレバーと20mmレールアダプターが付属しています。
東京マルイ公式HPの画像ではハリスタイプのバイポッドにポッドロック(スイング機能を固定するレバー状のパーツ)がついており、「ミリタリータイプバイポッド(発売日&価格未定)」とありどうやら販売予定があるようです。
追記
「アキュラシーバイポッド」が発売されました
バットプレート
バットプレートにはマクミランのロゴはありませんが網目状のテクスチャが再現されています。
ホップ調整
ホップ調整はストックのマズル側の下にL96AWS同様の調整ダイヤルがあります。クリック感はありません。
ノーマル状態では30mでは10目盛り程度がちょうどよく感じました。
何かの拍子に触れてしまわないか心配でもあります。
分解はバレルの上にあるナイトビジョン用マウントを取り外す必要があります。
僕の個体は若干バレルが片側に寄っていますが弾道に影響はないようです。
アウターバレルは手で強く押すと少し動きます。
PGW PVS-22 マウントは見える部分のみが再現されています。
実物パーツとの互換性はありません。
シリンダー
VSR-10同様、シリンダーリリースレバーを抜くことでボルトスリーブを取り出すことができます。
L96AWSの給弾方法と異なるため、カスタムやメンテナンスがしやすいです。
シリンダーヘッドは封印されています。
トリガー
トリガーはストローク調整とトリガープル調整が可能です。
トリガーボックスには「アクチュエーター」という部品が追加されシアー開放位置が把握しやすくなりました。
マガジン
マガジンは装弾数35発です。
M40A5は実銃同様のマガジン位置を再現するため、「BBロードシステム」という特有の構造をしています。
最初にマガジンを装填すると「ジャラッ」といいながら16発が本体の中(ロード内)にストックされます。
発射ができるのは19発のみとなり、2本目に装填したマガジンでは35発の射撃が可能です。
BB弾は常にBBロード内にストックされますが、断面図の赤いレバーを押し上げることで残弾を抜き取ることができます。
マガジン内に残弾がある状態で抜くと1発が落ちてきます。
今後揃えたいもの
スコープ
実物ではドイツのシュミット&ベンダー製のスコープが使われています。
PMは「ポリス・マークスマン」シリーズ。
実物は非常に高価なため現実味がありません。
全長:343 mm
チューブ径:34mm
レプリカも存在しますが、それでも5万円台と決して手頃とは言えない価格ですのでスタイルにこだわりたい人向けといえそうです。
レプリカ参考リンク:舶来アーモリー
しばらくは手持ちのスコープを載せたいと思います。
ガンケース
ペリカン1750が使われています。
僕はVSR-10でも使用していたTMC製のスナイパーライフフル専用のソフトケースを使っています。
クッションが厚く、1丁のみを持ち運びたいのでしたらおすすめです。
東京マルイM40A5総評
M40A3やM40A5のようなマクミランのストックに憧れて、過去に手持ちのVSR-10をM40A3風にカスタムしようと思っていたことがあります。
フォートレス(エアガンショップ)やMODEL WORK(台湾)から販売されていましたが、ネット上で見かけるストックの形状や強度にはちょっと不安がありました。
またVSR-10をベースにした構造のため、マガジンの位置が再現ができないのも難点でした。
VFCのM40A3はマクミランからのライセンスを受けたストックを持ち、給弾はL96AWSのようなローディングエスカレーター方式のためマガジンの位置もトリガー付近にあり、構造もVSR−10に近くカスタムパーツの流用が可能。
購入するかかなり悩みました。
それでもシリンダーを交換したりと購入後に手間がかかる印象があり見送りました。
そしてさらにVFCからはM40A5が登場しますが、こちらはガスガンのみ。
ボルト周辺の構造はエアガンにはない魅力があります。
ナイトビジョンマウントの形状もしっかりと再現され、鑑賞には素晴らしいモデルではないでしょうか。
PDIからもVSR-10を基本構造としたコンプリートモデルのM40A3が発売されましたが価格は約28万円ととても手の出せるものではありませんでした。
PDIのこのモデルはマガジンは外観のみを再現とし、専用の小型マガジンから給弾する仕組みです。
そして東京マルイからM40A5の発売。
嬉しかった人は多かったのではないでしょうか。
値段は東京マルイ製のボルトアクションライフルの中では最も高い定価税別42,800円(実売価格3万円台前半はから半ば)でリアルなマガジン位置、クラス最高の命中精度を実現しています。
まだ発売間もないということもありカスタムパーツはこれからというところ。
東京マルイから登場したことで今後のカスタムパーツの展開が盛り上がるのは間違いありませんね。
VSR-10用のパーツが流用できるものもあるようですので、じっくりいじっていきたいと思います。
コメント