FFI(Flash Force Industries)製コンバットセットXSサイズとニーパッドを購入したので紹介したいと思います。
香港のJ.K.ARMYでは7月中旬発売予定で予約を開始していました。
プレオーダーでは価格がちょっと安くなります。
ジャケット&パンツ+パッドで129ドル、ほかにもパッチなど小物を購入し送料28.90ドルで購入しました。
送料軽減のため遅い配送方法を選びましたが、それでも送料も含めると日本で買うよりも高くなってしまうので他の装備品とまとめて買った方がよかったようです。
6月4日に予約し、配達状況を見ると8月20日に香港から発送し、8月26日に受け取り。
FFIの画像にあるMarineRaidersパッチは付属しませんでした。
サイズ
サイズはXS-R/S-R/M-R/L-R/XL-Rの5種類。
レギュラー丈のみでショートやロング丈はありません。
パッケージにはXXSやXXLの表記も見られますが、販売予定は無いようです。
今回購入したXSはウエスト28-30インチです。
一般的なBDUパンツのXSのウエストサイズより大きめとなっています。
(TRU-SPEC製BDUパンツXSの場合、ウエストのサイズ目安は60~70cm=28インチ相当のため)
パッチ
腕にはあらかじめFFIのメーカーロゴパッチが貼られています。
各部のディティール
では各部を見ていきましょう。
ジャケットは袖口のみですが、ベルクロで絞ることができます。
身幅(胸囲)はTシャツのような伸縮性のある生地ですので多少小さいものを選んだ方が体にピッタリしてカッコ良さそうですね。
パンツはウエスト、股下、膝、裾の4箇所で調整ができます。
FFI CRYEタイプ ニーパッド
ニーパッドは別売りです。
ロゴのないもので柔軟性のあるゴムっぽい素材でCRYEのパッドに比べて横方向に湾曲していない印象があります。
…と言ってもCRYEのをあまり見たことがありませんが。
ウエスト調節
ウエスト調節の黒い樹脂製のタブはマジックテープにがっちりと食いつきます。
僕の持っているTAD GEARタイプのソフトシェルジャケットも同じようなタブなのですがこんなに食いつきがよくなかったです。
本来の機能を果たしているだけですが、この手の部品に期待値が低かったので思いの外うれしいですね。
フロントもベルクロ固定式なので、ベルトがなくてもずれ落ちることはありません。ベルトを忘れても大丈夫そうですね。
ベルトループの下からウエストの内側を黒いゴムバンドが通っています。
このゴムバンドは伸縮性があり薄手なので保管時に引っ張ったままだと伸びてしまうかもしれませんね。
ウエストのベルトが当たる部分は本来はもっと厚みがあってわずかにクッション性のあるイメージですが、FFIはちょっとぺたんとしている感じがします。触った感じでは内側に何か化学繊維のような生地が入っている?ようなのでこの部分を再現しようとしたのではないかと思います。
ひざ上のドローコード
FFIに限ったものではないのですが、CRYEタイプのコンバットパンツはドローコードがひざ上のポケットに設置されており、これを引っ張ることでひざ下を引き上げることができます。膝上あたりのわたり幅がタイトになるのと同時に股下の丈も短くなります。
このため裾上げも不要になります。だからレギュラー丈しかラインナップされていないのかな?
てっきり、膝の位置がはじめから決まっているので足の長い人しか履けないかと思っていました。
なんかヒモがついているなとは思っていましたがこんな用途があるなんて履くまで知りませんでした。
膝横のベルクロ
膝の横にもベルクロがありますが、ここを絞りすぎると膝だけ細くなって不自然なためパッドが程よくフィットする程度に固定しています。
ひざ上と膝を調整した状態は以下のとおりです。
この部分で微調整ができますが、痩せているとやはりおしりとわたりの部分がもたつく感じが致し方ないところ。
これが無かったらおへその上までパンツを引き上げるでもしないと膝小僧にパッドが来ないんですから。
ジャージ生地
CRYEはどうなのか解りませんが、FFIのパンツに使われているひざ上とヒップ上にあるツヤのある薄手の緑色のジャージ生地は斜め方向に伸縮するように使われています。
この点はメーカーによって生地が違う気がします。
スパンデックスとは違うようでFFIのはどちらかというとあまり伸びない素材のように感じます。
一部のレプリカメーカーのコンバットパンツではこの部分が伸びてしまうというブログも見かけたことがあるので、耐久性を重視した素材なのかな思います。
左のカーゴポケットのフラップには本来CRYEのロゴが入りますがブランクになっています。黒いリボンだけでも再現してくれて嬉しいですね。
タグ
タグは外に見えるのものですが、僕が着るとお腹に入ってしまうし、プレートキャリアも着るのでこの点のクオリティはあまり関係がないのですが、FFIの雷のマークはシンプルなのでいいと思います。
その他
一般的なレプリカ系戦闘服と同じように糸が始末されていないところがありますが、届いたままの状態でも生地はゴワつかず、ジッパーがYKKでストレスなく使える点は良いと思います。
試着
コンバットシャツはミリフォトなどのイメージではパッツンパッツンで着るものだと思うのですが、僕の体型のせいでかなりゆとりがあります。
日本の洋服のサイズでXSがちょうど良いくらいの体格のため、FFIのコンバットセットは普段Sサイズを着ている人でも合うんじゃないかなと思います。
袖やパンツの裾のあまり具合から細身の人ならば身長175cmくらいの人まで着られそう?な印象です。
ドローコードや膝裏のマジックテープで調整をしています。
横から見ると腕の部分と太ももの部分が余っているのが判るかと思います。
コンバットシャツは初めて着ますが襟が高めですね。
そのまま履くとパンツは丈が長い(=股上が高くて、股下も長い)ため、ニーパッドの位置が膝小僧1つ分下に位置します。
個人的にはショート丈も出していただきたいところですが、1年に1回しか生産されないそうなのでカスタム依頼をするのが現実的かもしれません。
サイズ感
サイズ感や着方に関してはFFIの取り扱いのあるミルフリークスさんのブログにて詳細に書かれていますのでご参照ください。
ミリフォトを交えて紹介されていて、パンツの丈やパッドの位置に関してとても参考になります。
ミルフリークスの“まめ日記” 170cmが着るとこんなかんじ ~サイズ選びに~
僕がいつも見ているサイトWATCH YOUR SIX!
FAT4ことCさんが身長170cm、68キロでMサイズを詳細にレビューしています。
「たぶん、Sがジャストサイズでした」とあります。
WATCH YOUR SIX! FFI Woodland Camo Gen3 Combat Set 2015 Ver
装備と合わせてみる
そのまま着た時よりも実際に装備と合わせてみるとだいぶ見栄えがよく見えます。
いままでコスパ重視でレディースのBDUを無理やり着ていたのでパンツやジャケットの丈が短かったのが解消されました。
ラグランスリーブなので肩幅が狭い人でも縫い目が気にならないといえばそうなのですが、プレートキャリアと一緒に着てもやはりなで肩が強調されてしまう点は仕方がありませんね。
なで肩の本人に問題があります。
特に痩せている自分としては一般的な戦闘服のジャケットでは身幅の大きさから、いつもジャケットの裾が余ります。
プレートキャリアを着るとさらにジャケットの裾の始末が悪いので、コンバットシャツのようにパンツインできるのはスマートに着られて有難いです。
ちなみに僕はコバットシャツやコンバットパンツを着るのは初めてです。
ニーパッドがパンツと一体化していることにすごく抵抗感があって、土とかパッドとパンツの間に入るんじゃね?洗濯面倒じゃね?Tシャツ生地のところに弾が当たると痛いんじゃね?寒いとちくび浮くんじゃね?…とネガティブに考えていました。
いまではコンシャツ・コンパンは様々なメーカーからレプリカが登場し、フィールドで着ていない人がいないのではないかというほどのアイテムと言えます。
実際に着てみると楽だし、カッコいいし、調整できるし、非の打ち所のない戦闘服です。
完全に流行に乗り遅れた僕はニーパッドは別じゃなきゃヤダ!という保守的なのか中二病なのかよくわからない意固地になっていた自分がとても恥ずかしいです。
いつも休憩のときにニーパッド外して、フィールド行く時に付けていた自分は何だったのか。
今後はこればっかり着そうです。
コメント